（Windowsマシンに標準でついてくるメールソフト）の設定方法
ここでは比較的ユーザーの多いOutLookExpressを比較的安全に使えるように設定する方法を書いています。
OutLookExpressのバージョンは ５以上をお使いください。（それ以前の物は既にメーカーサポート対象外です）
OutLookExpress が起動したら 4番目の ツール（T) を開いて 一番下の オプションを開きましょう。
オプション画面を開いたら、最初は 全般 と書かれたページが開かれていますので、2番目のタブをクリックして
読み取り というページを開きます。
ここでは、赤丸のついている場所の チェックボックス 四角形にレ印でチェックがついていたら、 この画面と同じようになるように、 1つ目「次の時間プレビューするとメッセージを開封済みにする（M)」 と
３つ目の「プレビューウィンドウで表示するメッセージを自動的にダウンロードする（D)」 この２箇所のチェックだけは外しておきましょう。
この訳は 後から説明しますが、最新ウイルス対策としてなのです。
次は ４番目の 送信 タブです。 ここでは 真中の下のほう 「メール送信の形式」を もともとのHTML形式からテキスト形式に必ず変えておいて下さい。 これも最新のウイルス対策です。 （説明は後程）
上の画面が OutLookExpress５ 下の画面が OutLookExpress６ のセキュリティタブ 画像です。
どちらも インターネットゾーンの設定から 制限付きサイトゾーン（安全性が向上します）（R)へ変更しておきましょう。
さらに OutLookExpress６の場合は 「ウィルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない（N) 」のチェックを付けておくようにしましょう。
貴方が送信しているメール形式をご存知でしょうか？形式は二つに分けることが出来ると思います、一つはテキスト形式
そしてもう１つは、HTML（リッチテキスト）形式。この二つが有りますが、皆さんはどちらの形式で普段使っているのでしょう？
実はこれがもんだいで、初期設定ではHTML形式が設定されているのです。
ここにちょっとした矛盾があるのですが、それは後で説明する事にして、一度皆さんが送信しているメールの形式を確認してみてください。
確認と設定の仕方は、送信タブの 部分でもうおわかりかと思いますが、この送信タブ下の方に「メール送信の形式」と言う欄の「テキスト形式」にチェックが
入っている事をもう一度確認してください。もしも「HTML」にチェックが入っていた時には「テキスト形式」にチェックを入れて下さいね。
先程「ちょっとした矛盾」と書きましたが、
メールの世界では、初めての人や会社関係等の方に送る時、「HTML形式」では送らない。と、いう事が常識となっています。
その理由には、「HTML形式」と言うものの中に、
悪意ある命令（コマンド）を忍ばせておく事が出来ると、いうからなのです。
普段私たちが生活している世界と同じようにインターネットの世界にも悪い人がいないとは限らないのです。悲しい事では有りますが・・・。
HTML形式と言うのはホームページを作るのと同じことが出来ます。ですからメールの中に簡単にあなたのコンピュータをフォーマット（初期化）させる命令を書くことも出来るのです。
悪意ある命令とは、そのメールを受け取った人がそのメールを開いた途端に受け取った人のコンピュータを勝手に操作し、パソコンをクラッシュさせたり、パソコン内の情報を外へ持ち出したりと言う事が出来てしまうと言うものです。
一般的には、メールの添付ファイルを開かなければ、コンピュータウイルスに感染することは無いと言われていますが、この様な事からでも簡単にウイルスの一種を送りつける事が可能なのです。
と、言う事から、よほど仲の良い友達や信頼出来る方からのMTML形式のメール以外は相手の方にとっては、「迷惑なメール」となる訳です。そしてまたウイルスは知り合いから送られてくる事が多いのです。
特に会社の取引相手などに送る時には、注意しましょう！
追加情報
人にメールを送った後、｢Mail Delivery Subsystem｣というメールが帰ってきた場合、そのメールは相手に届いていません。
相手のメールアドレスを入力ミスしている可能性が大きいので、良く注意して再送してください。
☆ ご注意 ☆
しかし いくら注意をしても、ウイルスの新種はなくなりません。
また 新しく見つかる OSや各種ソフトのバグ（穴）も後を絶ちません。
日常からセキュリティ意識をもって、各種アップデートには注意を払う必要もあるでしょうし、
それを補完してくれる意味としての アンチウイルスソフト（シマンテックノートンインターネットセキュリティやトレンドマイクロウイルスバスター）を導入する事は、既にインターネットをする上での常識となっている感もあります。
どうぞこの設定をしたからと安心してしまわないで下さいませ。
もしあなたがこの設定をしていてウイルスに感染したとしても、何の保証も責任も致しません。
最終更新日 03/06/02