発注端末RT

これが スタンドアロンの発注端末RTです。

RT正面画像
 
正式名称は HZ-2001RT たばこ発注端末 と言う名前らしい・・・(^^)
シャープの WindowsCE機 テリオスの特注バージョンとか言われています。

裏面画像

右側のネジを外すと PCカードスロットがあり メモリカードの増設が可能です。
でも残念な事に 発注端末としての使用にはまったく影響しません。
のちに述べる インターネット端末として 或いは元々のWindowsCEマシンとしての使用時には使えるとの事でした。

側面画像

側面がこれ 画面左側から 「シリアル端子」「USB端子」「電話線Out」「電話線In」「電源」 となっています。

シリアル端子は発注端末には使えません。USB端子は一部使用可能ですが、画面右に10キーがついているので不要と言ってよいでしょう。
電話Outは端末の下に電話機やFAXをぶら下げる場合に使いますが、IN側を3端子分岐などで分けた方が線の数が減ってすっきりするでしょう。

 

こちらが 発注の画面です。発注メニューにて 定期配達 宅配サービス CAP配達 CAP直送(一部店舗)を選び
その後 国産たばこ 外国たばこ のページを開きます。

 メニュー画面です      
 国産たばこ発注画面です。

 これで発注数量と金額を確認後に 内蔵されている アナログモデムにて 受注センターへ
注文を受け付けると 合計の代金が 途中品切れ商品等があれば その旨 画面に表示されます。


先ほど チラッと書きましたが、RT端末は WindowsCEマシンなのです。
ですから このように インターネット閲覧も メールの送受信も可能なのです。


この画面への入り方は 上のメニュー画面の左下 「環境設定」と書いたボタンがあります。
その環境設定の中に インターネット を「使う」 「使わない」と言う選択肢があり、 使う設定に変更するだけです。(^^)

この設定にすると 更に便利な裏技が…
発注の締め切り時刻は 12時ジャストなのですけれど、端末内蔵時計の時刻での12時で切っています。
自販機でもそうなのですけれど、電気式の時計ってどうしても狂いがち、、、センターへの通信の度に内蔵時計を合わせてくれていますけれど、2001年製の端末ですので電池がどうもへたり気味 その結果内蔵時計が狂うこともありますよね。。。
以上 あとは勝手に考えてね♪

 

セキュリティ
万全なセキュリティ

この端末の良い点は セキュリティがしっかりかかっていると言う事です。
受注センターへは 発注の回線電話番号と 端末の固有IDが登録されています。

ですから 自分のお店の端末で他所のお店に成りすましての発注をする事が出来ないだけでなく、
他のお店の端末を持ち出しても、発注回線が違えば発注が出来ない仕様となっているのです。

更に WindowsCE端末ですので OSがROM(書き換え不能なメモリ)に入っているのです。
ですから もしネット経由でウイルスが来ても 電源OFFでウイルスは消えてしまいます。
一般のお店は 専用の受注センターへしか繋がらないので まずウイルスの心配もないのです。

 

開発後10年経った後継のインターネット発注は IDとパスワードだけで発注が出来てしまう仕様です。
IDとパスワードなんて洩れるのが当たり前と考えるのが当然とする私には とても信用出来ないシステムです。
更に問題なのは 同時に何箇所からでも接続可能な事!!!
パソコン複数台お持ちなら試しに 2台のパソコンからアクセスしてみて下さい。
頼んでもいないたばこが 横のパソコンから勝手に注文される様は
支払いが怖くて怖くて…(>_<)

勿論 インターネット経由での発注ですので そのパソコンがウイルスに冒される可能性は否定出来ません。
その上 セキュリティホールとなり易い Flash で作動しています。
これってWindows標準ではないから WindowsUpdate では セキュリティホールを塞いでくれないんですよね。
だから セキュリティに問題があるマシンがそのままアクセスしてしまいますよね。

って事は ・・・

ネット発注 もっとしっかりせんかい!

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